PRMS多機能工法

METHOD – 工法説明

「PRMS多機能工法」は、排水性舗装の表面骨材空隙部分に弾性レジンモルタルを充填する工法です。充填材として弾性のある特殊骨材(商品名「PRMS弾性骨材」)と特殊ウレタン樹脂を使用することで、道路舗装などの表面強化(路面強化)による高い耐久性を実現することはもちろん、積雪寒冷地においては顕著な凍結抑制効果を発揮します。さらに、従来の排水舗装と比較しても優れた騒音低減効果を発揮する工法です。

PRMS多機能工法

◆PRMS多機能工法の特徴

■適用場所

 凍結が予想される道路  騒音低減が必要な道路
 凍結対策と騒音低減の両方が求められる道路 (例)市街地道路、山間部道路、住宅道路、高架橋など

■弾性骨材の耐久性の向上

「PRMS弾性骨材」は廃タイヤをチップ化し、その表面を無機粉体と樹脂で特殊コーティング(断面写真)した粒状(約1~2mm)の舗装材で、廃タイヤのチップの弾性を最適化する特殊コーティングにより、ウレタン樹脂バインダとの接着性をさらに強固にして、弾性レジンモルタルの耐久性を大幅に向上させる画期的な機能性舗装材です。排水性舗装の空隙づまりを防止するなど、機能の劣化を抑制し道路の耐久性向上を実現します。

■実証された凍結抑制効果

室内試験では、厚さ2mmの氷板を形成した供試体に試験輪でトラバース走行を実施、従来の排水性舗装と氷板の破砕状況を比較した結果、路面の弾性効果による氷板の破砕性が確認されています。実際の道路での試験施工においても、写真のように破砕性の向上による顕著な凍結抑制効果が確認されています。発見しにくく危険性の高いブラックアイスバーン発生を抑制する路面凍結対策として確実な効果を発揮します。
ブラックアイスバーンとは
雨などで濡れたアスファルト路面が1mm程度の薄い膜状の氷で覆われた状態。路面が黒く見えるので、白く凍るアイスバーンに比べて、運転者が凍結を視認しにくく、危険を予測できずに事故に繋がる場合が多い。路面温度が低下しやすい橋梁部・立体交差、また、湧水が多く路面が濡れていることの多い山間部、トンネルの出入り口などで多く発生する。
<気象条件>前夜降雪あり。最低気温 午前2時:-4.4℃
       撮影時午前7時の気温:-1.0℃

■騒音低減効果

PRMS多機能工法施工区間と未施工区間(排水性舗装)とで騒音を測定(特殊タイヤ近接音[RAC車])した結果、平均して約3dBの低減効果が確認されました。

◆PRMS多機能工法の施工手順

施工手順

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